基本性能
- 用途に応じたチップを生成
粉砕後のチップは土壌改良材として活用できる堆肥や、雑草を抑制するマルチング材といった幅広い用途に使えます。
※粉砕の最後に、大きなチップ(ピンチップ)が混ざります。
- チップサイズの調整が可能
「送り速度調整ダイヤル」で、破砕材を送る速度が調整できます。これにより、チップのサイズが2~16mm程度まで調整可能です。さらにオプションのスクリーンと組み合わせれば、均一なサイズのチップが得られます。
- 優れた粉砕性能および機能
- 枝や葉も細かく粉砕
- 広いホッパーで、茂った枝葉もラクラク投入
- 耐久力抜群の丈夫なボディ
- 正・逆送りスイッチでかんたんに切り替え可能
- 2トン車に積載可能。1点吊りOK
- F仕様:処理能力5トン未満のタイプもご用意
- ハイグレードナイフ仕様:釘などが混ざった材料は、強化型ナイフで強力粉砕
- 効率稼働を支える油圧駆動
当社の持つノウハウを凝縮した自動制御によって、安定動作の指示が送り部に伝えられます。その制御を忠実に安定して実行するのが、油圧駆動部です。油圧駆動を採用したことで、自動制御の長所が反映されます。
- ノウハウを凝縮したマイコン制御
本機には、当社が長年培ってきた研究成果を凝縮。マイコンによる自動制御では、当社独自の効率条件による、きめ細やかな負荷分散を行っています。
- かんたんクラッチ操作
これまで上位機種にしか搭載されていなかった、スイッチ式のロータークラッチ操作を搭載しました。これにより、接続作業が操作パネルでかんたんにできるようになりました。
- 経済的な交換式「送りツメ」
破砕材を送り込むフィードローラーの「送りツメ」に、ボルト式を採用しました。これにより、摩耗した場合もかんたんに部品交換することができ、経済的です。
- 小枝モードで省エネ運転
「標準モード」と「小枝モード」で切り換えが可能です。「小枝モード」なら直径10cmほどまでの破砕材を処理でき、約30%の燃料削減効果が期待できます(当社調査による)。
- 安全設計
- 狭圧防止機能
粉砕機をうしろに移動させる際、うしろにいる人が壁などとの間に挟まるのを防ぐための機能です。走行クラッチレバーに一定の力がかかるとレバーが解除され、自動で停止します。
- 非常停止ボタン
異物混入時には、投入口上部の非常停止ボタンで正送りを停止させ、巻き込みを防止します。
オプション
- チップサイズの調整が可能~各種スクリーン~
粉砕チップが出てくる横排出部に各種スクリーンを装着することで、チップサイズの調整や均一化が図れます。スクリーンの穴のサイズは、6・8・10・12・18・25mmのものをご用意しており、特注品もお受けしております。
粉砕チップを竹粉堆肥などに利用される場合は、6mmもしくは8mmのスクリーンをお使いください。細かく均一なチップをつくることができます。 ※ただし、6mmのスクリーンをご利用の場合は、必ず集塵機と組み合わせてお使いください。
- 竹の粉砕に特化~竹用送りツメ~
フィードローラーの送りツメを竹専用のものに付け替えることで、滑りやすい竹を強力にキャッチして粉砕します。従来の機種より粗めのチップをつくることができるようになり、粉砕処理量もアップしました。
- 横方向への排出に~サイドシューター~
フィードローラーの送りツメを竹専用のものに付け替えることで、滑りやすい竹を強力にキャッチして粉砕します。従来の機種より粗めのチップをつくることができるようになり、粉砕処理量もアップしました。
- 草やバークの粉砕に~フラットツメセット~
フィードローラーに装着することで、材料の巻き付きがなくなり、草やバークなどが粉砕できるようになります。
※水分を多く含む草は、上部ダクトに詰まる恐れがあるため、横部より排出させてください。スクリーンとの併用はできません。